もにかのオタク語り

好きな人の真似事で句読点を使いません

【読まなくていいよ】オタク人生の閉幕

このクソデカ感情はなんだ 胸に溜まったモヤモヤを吐き出したい 多分これはロスとか楽しかったってあれこれ 良い思い出ばかりだったな あっという間に感じた僕のオタク人生を振り返る

 

さてまずは、ここで言うオタクの定義だけ明確にしようか

 

アイドル、アニソンアーティスト、声優が好き

やはりコレだろう アニメや漫画のような二次創作も好きだけど今回はコレ

アイドル、アニソンアーティスト、声優の世界

 

僕のオタクの始まりは声優 大好きだったライトノベル作品がアニメ化され、それを見た時のOPテーマを声優が歌っていた キャラクターソングってやつかな? はっぴぃ にゅう にゃあ って曲なんですけど… 年越しの瞬間に聞いているオタクさんは多いはず()

まあ、そんな所から声優とかアニソンと呼ばれる文化がある事を知った 当時はまだ小学生 近所のTSUTAYAでアニメのDVDやCDをレンタルしまくって親に内緒で見たり聞いたりしてた 今思えばこれがオタク人生の開幕

 

そこから暫くはアニメを見たり音楽を聴くだけだった

高専に入学してからターニングポイントがやってきた ラブライブである 作品としては知っていたし曲も聞いていた スクフェスってソシャゲがありましたよね(今もあるのかな?) あれで今まで以上に引き込まれた

この時に、声優が歌って踊るライブをしていることを知った バイトを始めてお金もそれなりに持っていたからなんとなくライブに足を運んだ 初めてはLV(ライブビューイング)だったけどものすごく楽しかった 周りに合わせて何となくペンライトを振ってコールをする こんなに楽しい世界があるのかと知った瞬間

その後は当分LVに足を運んでた そんな折、友人にライブに誘われた LVではなく会場で見るライブ

会場に響く轟音 肌で感じるファンの熱量とコール 色々な角度から見られるステージ 何もかもがLVでは感じられなかったもので最高の時を過ごした

その時の体験が忘れられない そこからはもう、好きだった声優、よく聞くアニソンアーティストの現地ライブに足繁く通うようになった この頃に高速バスや青春18切符の使い方を覚えて全国各地を飛び回った 懐かしいなぁ 移動も含めて遠征は楽しかった

 

交流用のTwitterを作ったり、実際に現地でエンカしたり… 仲良くなった人達とイベント関係なしに飲み会をしたりスポッチャに行ったりもした 当時の自分がエンカ厨だったのを思い出して今の自分はどうしてここまでこじらせた陰キャになったのか首を傾げるばかり

その頃の人達との交流はほとんどなくなってしまったけれどライブも、その後のあれが良かった、これが良かったって語らう飲み会も、ライブ関係なしのファン同士の交流も本当に楽しかった

 

知り合ったオタクに別のアイドルやアーティストを紹介したりされたり… そんな中でアイドルと呼ばれる存在を知り、現場にも行くようになった 声優とは打って変わった激しい振りコピにコールの嵐 終演後の握手会、チェキ会はド緊張してたな(それは今もだけど) 声優のライブがやっぱり好きだったからなのか、当時はそんなにハマらなかったけれどこれも今を思うと運命だったと感じている

 

2020年 世界はコロナ禍により暗雲が立ちこめた 声優を始めとした各種ライブも巻き込まれた 申し込んでいたライブもどんどん中止になっていく そこからはもう何もかもがつまらなかった 暫くは配信されている楽曲を聞いて楽しんではいたけれどやっぱり何か違っていてどこかつまらなかった ゲームをしてみたり読書をしてみたり どれも楽しくはあったけれど心の底から湧き出る高揚感みたいなのは感じていなかった

 

1年、2年経って徐々に復活を始めるライブ 幾つかのライブに行ってみた だけど声は出せないしただステージを見つめるだけ もちろんそれも楽しかったけど120%楽しんだとは言えなかった もうライブに行くのもやめようかなって思ってた頃だった

そんな折、友人にライブに誘われる 数年ぶりに会う友人でもあったし長期休暇中で時間もあった だから重い腰を上げてライブに行くことにした 遠征した先で友人がスマホ裏からおもむろにチェキを取り出して会場と写真を撮っている 後から色々聞いてみるとなんか色々布教された

その後、自分でも布教されたアイドルを調べたり曲を聴いたりして直近でライブがあることを知った 会場もそんなに遠くなかったしまた軽率に足を運ぶ…

 

運命の出会いだった どこかつまらなかった世界に一気に色が着いた 僕の友人たちは何事だと思った事だろう それくらいの勢いで現場に通うようになった また声優にハマったのかと声をかけてくれる友人もいた 声優じゃなくてアイドルだぜ? ドヤ顔で返してやった

久しぶりの声出しもこの現場だったし10年近いオタク人生の中で最も楽しんだ現場だった ライブハウスの近すぎるステージも、ファンと一緒に打つコールも、推しメンと話せる特典会も全部楽しかった 今までの経験で得た知識や楽しみ方も全てこの為にあったと本気で思っている

過去形の文章になっているのは寂しい また会えると思っているけど、もう会えないかもしれないと思っている自分もやはりいる 矛盾してるな

 

最後にほんの少しだけ過ごせた大好きな現場を超えるものが今後の人生で現れるとは思っていないしハマりたいとも思わない 上澄みだけの綺麗な部分しか見ていなかったかもしれない 過去の栄光にしがみつくのはかっこ悪い気がするけどそれでもいい この思い出はきっといつまでも僕のオタクとしての1番の思い出なんじゃないかな 決して色褪せない 最高にカラフルな思い出だと思う

誰かにライブへ誘われたら友達付き合いもあるし気分で足を運ぶこともあるだろうけど本気で好きになったりはしないのかな…なんて思ってる

 

だから僕のオタク人生はこれで一旦おしまいかな 大好きなグループの復活やソロが本格的に始動したら戻ってくるからその時はまたよろしくね