【初登山編】不純な動機でオタクが山に登る
こんにちは
たかが挨拶 されど挨拶
山では他の登山者とすれ違う際にこんにちはと挨拶をするらしい 挨拶って気持ち良いから好き 言っても言われても清々しい気分になる
意味不明な行動理由と持ち前の軽すぎるフットワークでで塩見岳登頂を目指すオタクが初めて登山をした話を書く
前回のブログ(【きっかけ・準備編】不純な動機でオタクが山に登る - もにかのオタク語り)で登山靴を買ったことは報告した通り
山を登る決意を決め行動に移した…
と、言ってもだ 登山を全く知らない人間がどんな山に登ればいいのかなんてさっぱり分からない 登山趣味の知人、もとい会社の登山上級者な上司に早速相談 相談をしたら山を選んでもらっただけではなく、パーティーを組んで登山することに 上級者の上司、中級者の先輩、初心者の僕の3人パーティーだ
余談だが、相談した上司は塩見岳に登りたいってことも、登って何をしたいかも知っている 「清廉潔白な理由だ!」なんてわけのわからない言葉を頂戴し、是非やり遂げて欲しいとの事で応援してくれているしアドバイスも頂いている 実際に山へ着いてきてもくれる とてもありがたい
そして、私が初めて登った山は岐阜県の納古山*1と遠見山*2 この2つの山を縦走*3する事が僕の初登山となった
初めての登山ということで低山かつ、山登りを楽しいと思ってもらえるように景色の良いこの2つの山を選んでもらった メインは納古山であったが体力に余裕があったため遠見山への縦走が追加コースとなった
登山の朝は早かった 朝5時にパーティーが集合し山へ向かう ちなみに自分は3時半起き(集合場所が遠いから仕方ない…) ここまで早く起きることにももちろん理由がある 5月とはいえ夏日を更新することが増えてきており、涼しい内に登ってしまおうという体力面を考慮した作戦だった
眠い目をこすりながら、遠見山登山口最寄りであるJR高山線の下麻生駅に車を停め、電車で納古山登山口最寄りである上麻生駅へ移動して登山スタート (ちなみに、体力が切れていたら途中で来た道を折り返して電車で車まで戻る予定だった)
正直、登山を舐めてた… これ、道なんですか… 木の根っこはボコボコしているし落ち葉や石がゴロゴロ転がっている 歩きにくいことこの上ない 前日に雨が降っていたこともあり地面はぬかるんでいるし滑りやすくなっていた 足を滑らせて滑落しないように細かい歩幅で、道中で足をつったりしないように真っ直ぐ足を下ろすことを意識して進む 普段とは違う歩き方に慣れてきた頃、そいつは現れた…
壁やん…
3~4m位の岩壁 数字で聞くとそんなに高くないけどかなり高く見えた 壁には足を十分にかける場所もない 中級者に登り方を見せてもらいながら見様見真似で登る ポイントは常に3点で体を支えること 両手両足を使い岩壁を登る 登りきった後の達成感やばい…
その後も滑る地面や壁を越えて頂上へ…
低山とはいえ600mを超える標高 一山登った達成感も相まって最高の景色だった!
塩見ちゃん、納古山頂上でこれがのこりんだよ(まじで限界だな)
塩見ちゃんのポーズなんか山っぽくてこのチェキでパシャリ
アクスタも持って行ってのこりんとパシャリ のこりん、大きいね のこりん、ちょっと怖いね
頂上という空間で周りの登山客に紛れながら異彩を放ちつつも満喫した()
小休憩を挟んでそのまま遠見山へ
先に登った納古山より標高が低いため、山道を下っていく 下っていく際も歩き方のポイントは同じ 追加して、踏み出す足に重心をかけず体と一緒に重心を移動させる 万が一転んでしまった時に尻もちがつけるようにするためらしい ちなみに、1回だけ転んだ 肝を冷やしたがポイントを押えていたため尻もちを着きズボンを少し汚すだけで怪我することなく済んだ 手を着いたけれど軍手(後々グローブを買うつもり)もしていて手の方も大丈夫!
1度転んだ以降は特に問題もなくテクテク進む すれ違う人達と挨拶を交わしながら進む そして、遠見山も難なく制覇 テレビや新聞でも紹介された、通称岐阜のグランドキャニオンで綺麗な景色を眺めつつ初めての登山終了!
荒くなった息遣いと大量の汗と体の疲労 あっという間の時間で残ったのは達成感と爽快感 これははまっちゃうわ…
最後に行程(上司のYAMAPというアプリのデータをスクショ撮ってもらった)
登った後に銭湯へ行き、汗を流しサウナで整う いや、サウナ神 マジで神 登山からのサウナ これ、毎回やることにします()
一晩経って筋肉痛もなし 次はもう少しレベルを上げた山でも行けそうか? 今回、岩壁を降りるコースがなかったので最終目標を考えればそういうルートが経験できる山がいい ただ次は距離を伸ばすだけにしようと思う
焦って実力以上の山に挑戦しても痛い目に遭うだけだろうからね
初登山、楽しかったです!
それではまた次回